母（７０代）が頭皮が痒いというので
かゆみに効果がありそうな市販のシャンプーを
探していました。
いくつか候補が出てきましたが、母の場合
皮膚科で診てもらっても特に病名などは言われず
原因がよくわからないため、口コミなどを参考に
価格の面でも購入しやすい薬用ミノンシャンプーを
使ってみました。
頭皮の痒み対策でミノン薬用シャンプーを実際に使ってみた
開封時の写真です。
近所のドラッグストアやスーパーで
ミノンの薬用シャンプーは売ってなかったので
通販で購入しました。
全身シャンプーはよく売ってるんですけどね(;^ω^)
洗濯用石けん（液体）と一緒に購入。
実物の正面はこんな感じ。
裏面です。
シャンプーは透明で少し粘度があるタイプ。
匂いありです。
匂いは強すぎず、若干香料アレルギー気味の私でも
許容範囲でした。
ミノンシャンプーの成分と効果
ミノン薬用シャンプーの成分をそれぞれ
効果とデメリットなどまとめてみました。
【有効成分】
・グリチルリチン酸2K（グリチルリチン酸ジカリウム）
甘草（カンゾウ）由来の抗炎症成分。
頭皮の炎症やかゆみ、フケを抑える。
敏感肌向けの医薬部外品に多く配合。
一般的に安全性は高いが、長期間・高濃度の使用で
まれに接触皮膚炎を起こす可能性あり。
【その他の成分】
・ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA液
アミノ酸系の洗浄成分。
肌に優しく、低刺激でしっとりした洗い上がり。
洗浄力はやや穏やかで、スタイリング剤を
多用する人には物足りない可能性。
・ラウロイルメチル-β-アラニンNa液
アミノ酸系の界面活性剤。
泡立ちが良く、低刺激。
洗浄と保湿のバランスに優れる。
刺激は少ないが、まれにアレルギー反応を起こす人も。
・ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液
ベタイン系の両性界面活性剤。
コンディショニング効果があり、泡立ちを助ける。
比較的安全だが、過去にこの成分で
刺激を感じた人は注意が必要。
・ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
泡立ち補助・増粘剤として使用される。
洗浄力・泡立ちを向上。
ジエタノールアミン（DEA）は、長期間の使用で
肌に刺激を与える可能性があり、一部では
発がん性物質との反応性が問題視されている。
・BG（ブチレングリコール）
保湿・溶剤。
成分の安定化と頭皮の保湿に貢献。
大量使用で肌がべたつく感じが出ることもある。
敏感肌には合わない場合も。
・POEセトステアリルヒドロキシミリスチレンエーテル
乳化剤・可溶化剤。
製品の安定性や使用感の向上。
ポリエチレングリコール誘導体のため、
敏感肌にはまれに刺激になる可能性あり。
・ラウリン酸ポリグリセリル
乳化・洗浄補助。
天然由来で、保湿性や肌なじみの良さが特徴。
安全性は高いが、非常に敏感な肌には
刺激となる可能性もわずかにある。
・塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース
毛髪保護・帯電防止。
髪のなめらかさを向上。
一般的には安全だが、成分名が長く不明瞭なため、
敏感肌の人は注意して様子をみるのが良い。
・安息香酸Na（ナトリウム）
防腐剤。
細菌やカビの繁殖を防ぐ。
敏感肌の人には刺激となることがある。
パラベンと同様に敬遠されることも。
・パラベン
防腐剤。
製品の品質を長期間保つ。
アレルギーや刺激の原因になることがあり、
無添加を好む人には敬遠されがち。
・香料
使用感と香りの向上。
リラックス効果も期待される。
香料アレルギーのある人にはリスクあり。
成分が非公開な場合が多く、敏感肌には注意。
・ヒドロキシエタンジホスホン酸液
キレート剤。
金属イオンの影響を防ぎ、製品の安定化を図る。
安全性は高いが、長期間使用での影響は
十分に研究されていない部分も。
成分から効果をまとめてみると
・頭皮への優しさを重視しつつ、洗浄力や泡立ちも確保された処方
・グリチルリチン酸2Kが中心となって、かゆみ・フケの抑制に効果
ただし、
・防腐剤（パラベン、安息香酸Na）や香料に敏感な人は注意
という感じのシャンプーですね。
さいごに
１か月ほど薬用ミノンシャンプーを使っている母に
頭皮のかゆみはどうなってるか聞いてみたところ、
完全に治ってはないけど前のシャンプーの時より
痒みが良くなってると言っていました。
痒みに効果がある薬用シャンプーは
値段が高いものが多いので、どれがいいか決めかねてる場合は
ミノンは試しやすいと思いました。
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